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顎関節症を長年患われた方の最終完成義歯

これらの義歯はクラス3(受け口)のかみ合わせの上、顎関節症を長年患われた方の最終完成義歯です。

治療は、佐藤ースラビチェックコンセプトをもとに進めさせて頂きました。

「受け口には、顎関節症は無い」ということをよく言われますが、そんな事はありません。上下顎間高径の増加や下顎が前方適応することで、顎関節症は快方に向かいます。審美性も問題無くクラス1(正常咬合)になります。この一見矛盾しているように見える論理が、実は3次元空間上では辻褄が合います。ここが下顎ー頭蓋系の成長発育の概念を追求したオーストリアンナソロジー学の特色です。